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2008年7月26日

●「あたしの歌を聞けえ!」── マクロスFRONTIER Blue-ray DISC 第1巻

25年前、『超時空要塞マクロス』から始まったマクロスシリーズ。その集大成が『マクロスFRONTIER』だ。昔マクロスにはまった私が春にブルーレイレコーダを買ったのはひとえにこのアニメを見るためだったのだ。

毎週録画して見ているけど、映像特典目当てにブルーレイディスクも購入。アナログとは一線を画す地デジの高画質に満足していたが、それを上回るブルーレイの画質に驚愕! いやー、マジでブルーレイ買ってよかったわ。

マクロスにはシリーズを通して共通のキーワードがある。それはすなわち、「戦争」「歌」「三角関係」である。マクロスと名が付く作品には必ずこの三つのキーワードからなる要素が含まれている。一見するとガンダムのようなリアル志向のロボットアニメのようだが、マクロスの本質は三角関係から生じるメロドラマだ。それがSF的、ロボットアニメ的に味付けされているのである。昔はクオリティの高い戦闘シーンやアクションシーンに目を奪われがちだったが、大人になって旧作(特に初代マクロス)を改めて観てみると、ちょっとこっぱずかしい展開に赤面しちゃいそうだよ、いやホントにw

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2008年4月11日

●「痛みがあるほうが生きている気がする」 ── ストレンヂア無皇刃譚

目を見開き、歯を食いしばり、血潮を飛び散らせ、汗が噴出し、痛みに耐え、剣が爆ぜ、火花が飛び散る。戦国の世の日本で異邦人達が繰り広げる本物の戦い。実写では決して表現し得ないスピード感とアングル。お茶を濁すご都合主義のファンタジーなどないリアルな時代劇アニメーション。それが「ストレンヂア無皇刃譚」である。

いやあ、去年映画館で見たけど、家で改めて視聴してまた感動してしまったよ。
今回は先日せっかくブルーレイディスクを再生できる機械を購入したのでBD版をゲットした。

主人公である「名無し」と仔太郎の声は、それぞれにジャニーズ所属のタレントが当てている。本業が声優ではない人が声優をやると、どこか違和感があったり、時には全てがぶち壊しになってたりするが、この作品はそんなことはなく、演技に特に問題はなかった。そういった意味でも安心してお勧めできる作品である。

ただし──
残虐なシーンが結構あるので、子供にはお勧めできません。

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2008年4月10日

●「過度な期待はしないでください」 ── みなみけ

端的に言ってしまえば、アニメ「みなみけ」は、しっかり者の長女・春香、お調子者の次女・夏奈、天才肌の毒舌家三女・千秋、南家三姉妹が織り成す平凡な日常を淡々と描く物語である。

週刊コミック誌に連載されている漫画が原作で、その雑誌が昔昼飯を食っていた喫茶店に置いてあり、飯を食いながら読んでいた。そういう経緯で「みなみけ」のことを知っていたわけだが、ネットでアニメ化されていたことを知り、動画サイトで見てみたら、原作どおりの雰囲気というか空気感が再現されていて一発で気に入ってしまった。

「みなみけ」は冒頭の紹介文の通り、三姉妹の日常を淡々と描くお話だ。すべてを覆す超展開は一切なし。ほんわか進むストーリー。でも最後の落ちでアハハと笑わせてくれる。そんなエピソードの集まりなのである。「わくわくどきどき」よりも、ほんわかなごみたい人にオススメ。原作を知っている人はもちろん、知らない人も、是非見やがってください。

なお、原作には少々露骨なお色気シーンがありますが、アニメではその辺は自主規制されていますので、過度な期待はしないでください。

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2007年12月22日

●「宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい」──涼宮ハルヒの憂鬱

人類はかつて地球が宇宙の中心であると考えていた。
だが、数学・物理学の発達、望遠鏡の発明と客観的観測によって、それは誤りであることに気付いた。地球は宇宙の中心どころか太陽を回る一惑星に過ぎず、太陽すら数多ある恒星の一粒でしかない。そんなことを思うと人間なんて本当にちっぽけな存在だ。

しかし、それもまた誤りだったら? かつて神話と宗教が誤った世界観を人々に抱かせたように、科学もまた人々に誤った認識を持たせてはいないだろうか? 真実はちっぽけな存在であるはずの人間こそが宇宙の中心かもしれない。とりわけ日本列島のあるところに住む一女子高生が!

──というのが「涼宮ハルヒの憂鬱」のバックグラウンドだ。

小さい頃、「マジンガーZ」や「ガンダム」などのロボットアニメを見て育った私は、萌え系アニメはあんまり好きじゃない──そんなもん見て喜ぶ年でもないしw まあ、それっぽい要素があってもカッチョエエロボットが出てくるとついつい見てみようかなと思ってしまうが、「涼宮ハルヒの憂鬱」にはそれもない。たまたま訪れたサイトで動画を見るまでは、自己中心的性格の女子高生を中心にしたドタバタ学園ドラマだと思っていた。

ところが、蓋を開けてみると、グレッグ・イーガンのSF小説を髣髴させるような現代日本の高校を舞台にしたハードSF作品だった。異論はあるかもしれないが、私はそう思ったのだ。表向きは全然そんな風に見えず、最初思ったような学園ドラマだし、レビューも萌え要素を強調するものが多いので、面白い設定があるなんて思いもよらなかった。そんなわけで、レンタルだけどDVD全巻見てしまったよ。若者向けのライトノベルが原作のようだが、それも読んでみようかと思ったりなんかしてw


──ていうか、この作品を見て、「また高校時代に戻れたらなぁ」としみじみ思ってしまったよ。やっぱ、若いっていいわなww

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2007年9月 2日

●「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ」──ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

「エヴァンゲリオン? ああ、パチンコのあれね」

・・・などという人が多くなった今日この頃。

パチンコなんぞ学生時代に痛い目にあってやめてしまったので、「エヴァ」のパチンコ台のことなど知らんが、アニメのほうは知らんわけではない。今を去ること12年前、朝会社に行く前の30分、偶然「エヴァ」の初回放送をテレビで見てしまい、「なかなか面白いじゃないの」と思ったのが運の尽き、毎週録画してまで見ていたのだった。そして、DVD-BOXが出たとき、思わず予約して買ってしまったのだ('∇')

テレビ版はなんだか多くの謎を残したまま終了し、その後、尻切れトンボのストーリーを補完するために劇場版が作られたが、それでもなおよく分からない結末だった。

そして今回、「エヴァ」のリメイクとして新たな劇場版が作られた。なんでも3部作となるらしく「序」がその第一部にあたる。公開になるまではあんまり興味がわいてこなかったが、先週見に行った映画の冒頭で「エヴァ」の予告編を見たら、本編のほうも見たくなってしまった。

そんなわけで、新劇場版を見てきたわけだ。

これを書いている時点ではまだ公開中なので詳しくは書かないが、今回の第一部「序」は、基本的にテレビ版前半のストーリーを踏襲していた。しかし、テレビ版とは違ってCGをふんだんに使って作品のクォリティは格段によくなっている。エンディングロールの後に第二部の予告編がチラッと流れたのだけれど、第二部「破」からはテレビ版とは違った展開になりそうだ。今から楽しみにしておこう。

http://www.evangelion.co.jp/

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2007年6月 5日

●「努力と根性でがんばります!」──トップをねらえ2!

前作「トップをねらえ!」は20年ほど前のアニメで、昔レンタルビデオで見て最終話のラストでいたく感動した覚えがある。SFロボット物に少女漫画やスポコン物の要素を取り入れた、ある意味何でもありの作品だった。軽いノリの話かと思いきや、巻を重ねるごとに重厚さを増し、普通の女子高生だった主人公は「宇宙怪獣」の脅威から人類を救う英雄となり、大円談を迎える。

トップをねらえ2!」は、トップの続編ということで期待はしていたが、DVDのパッケージイラストを見るに、いわゆる萌え系アニメのにおいがプンプンして、前作後半の重厚な世界観が壊されるのではないかと恐ろしくて手が出せなかった。しかし、気の迷いから@niftyのストリーミング配信を見てみたら、紛うことなくトップの世界観が受け継がれていた。ストーリーが進むにつれ、「萌え」から「燃え」に変わっていく展開も踏襲されている。あまりによかったので勢い余ってDVD全巻買ってしまったぜーーーwwww

ストーリーをちょっと紹介してみると──

人類は再び宇宙怪獣の脅威にさらされていた。太陽系を守るのはトップレスと呼ばれる超能力を持つ少年少女たちが操るバスターマシン。主人公のノノは見た目は人間の少女だが実はアンドロイドで、伝説のバスターマシンパイロット「ノノリリ」に憧れ、宇宙パイロットになることを夢見て家出をし、成り行きでトップレスの扶助組織「フラタニティ」の一員となる。アンドロイドなのでトップレスの能力を持っておらず、ノノはバスターマシンを動かすことができない。主役メカに乗れないノノがなんで主人公なの?という疑問が湧いてくるが、その答えは話が進むにつれ明らかになってくるので、ここでは言わないことにする。「努力と根性」が口癖で、そのひたむきさと楽天的なふるまいが、どこか冷めたところのあるトップレスの子供たちに影響を与え、成長を促していく。

1〜3話あたりまでは苦手な人もいるだろうが、4話に大どんでん返しがあり、非常に燃える──そして感動の最終話……これからトップ2を見ようという人は、是非、前作を見てから視聴して欲しい。ラストに2倍泣けること請け合いである。

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2006年12月24日

●機動戦士ガンダムDVD-BOX1

直球ど真ん中のガンダム世代である私はこれを待っていた。

機動戦士ガンダムDVD-BOX1
http://www.gundam.jp/

自分がガンダムを観たのは小学校6年くらいに再放送で見たのが最初であった。初回放映時、土曜日の五時半はちょうどガンダムの裏番組の「天才クイズ」を見ていたのだ!ww

初代ガンダムは主人公アムロの成長の物語だ。アムロは「戦争は駄目だ」とか、今更なことは言わない。否応なくガンダムに乗って戦い、置かれた状況の中でがむしゃらに生き抜こうとする。そして、仲間の死や、シャアをはじめとするライバルとの対決で戦士としてニュータイプとして成長を遂げていく。どこか逝かれた登場人物達が、モビルスーツでドンパチ繰り返すだけの続編群とは一線を画す、ガンダムの原点にして金字塔……それが初代ガンダムなのだ。

DVD-BOX1は1話から24話まで収録されている。すべてを見終ったとき、「マチルダすわぁぁぁぁぁ〜〜〜ん」叫ぶこと請け合いである。

DVD-BOX2も既に予約済み。これも楽しみである。