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2007年10月13日

●EPSON PX-5500

これまでデジカメで撮った写真は、ウェブで公開したり、HPの素材にしたりと電子データのまま利用してきた。だけどこの頃、学生時代に学校の暗室に篭ってモノクロ写真の現像や焼付けに試行錯誤したように、プリント写真にこだわってみたいと思うようになった。

フィルムだと写真を現像・プリントするには暗室や引伸ばし機などの施設機材が必要だけど、自宅でそれを実現するのはなかなか難しい。酢酸という「酸っぱい臭い」のする薬品を使うので家族から不興を買うこと間違いなしである。しかし、デジタルだと妙な薬品は必要なくてパソコンとカラープリンタがあればよい。

家にはかなり前に買ったキヤノンのインクジェットプリンタがあるが、年賀状の季節に稼動しているくらいで、いつもは押入れの中で休眠状態にある。試しにこのプリンタで写真を印刷してみると、微妙なグラデーションが再現できないし、よく見るとノズルの詰まりか何かのせいで細かい縞々が発生している。年賀状にはこれでも使えないこともないが、写真の印刷にはちょっと使い物にならない。

そんなわけで、写真をきれいに印刷できるプリンタを買おうと、いろいろ検討した結果、エプソンのPX-5500を購入した。PX-5500はエプソンの個人向けインクジェットプリンタの中でもハイエンド機とも言える機種だ。スキャナ付きの複合機も考えたけど、グレーインクを搭載し、モノクロもきれいにプリントできることが決め手となりPX-5500を選んだ──やっぱプリントの基本はモノクロだろ、モノクロ!(笑)。

とりあえず、PX-5500でA4サイズで数枚試し刷りしてみたところ、パソコンの画面よりも暗めに印刷された。どうやらプリンタドライバ等の設定をいじって色や明るさを調整しなければならないようだ。色合わせについて調べてみると、カラーマネージメントとかICCプロファイルとか、今まで馴染みのなかった単語が出てくる。納得のいく仕上がりを得るにはいくつものハードルがありそうだ。デジタルでも写真プリントの奥は深いということか。

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