2008年5月 7日

●戦場のヴァルキュリア

戦場のヴァルキュリア』は、架空の世界のヨーロッパ大陸を舞台にしたシミュレーションRPGである。ミリタリー色の強いゲーム内容だけど、ファンタジックな要素も詰め込まれている。

ストーリーというか設定を紹介してみると――

『帝国』と『連邦』がこの世界のエネルギー資源『ラグナイト』を巡って武力衝突し、『第二次ヨーロッパ大戦』が勃発。二つの大国に挟まれた小国『ガリア公国』も否応なく戦争に巻き込まれてしまう。ガリアは中立を国是とし、有事には義勇軍が召集され、老若男女を問わず全国民が武器を取る国民皆兵制の国だ。主人公のウェルキンとヒロインのアリシアも義勇軍に徴用され、故郷に侵攻してきた帝国軍と戦うことになる。

このゲームをしたくてPS3本体をわざわざ買ったわけだが、GWに集中的にプレイしてなんとかクリア。感想を一言で言えば、久々に良作に出会えた気がする。油断すればあっという間にゲームオーバーになってしまう緊迫感のなか、着実に駒を進めたり、乾坤一擲の奇策を行なったりと、いろいろな戦略や戦術を試すことができ、とても楽しめた。ゲームオーバーになっても、今度はこういう作戦でいってみようと考えたり……なんつーか、こういう頭を使うゲームって大好きなのよね。見た目はアクション要素があるように見えるけど反射神経が試されることはない。ストーリーは王道を行き、シミュレーションRPGにありがちな退屈な『作業感』がないのも好印象――というかむしろその『作業』もとても楽しめた。

ガリア義勇軍は一般市民が徴用された寄せ集めの部隊である。ストーリー上重要な役割をするキャラ以外の兵士達にも細かな設定があるのも面白い。田舎育ちで女優志願のツンデレ娘だとか、ガタイがでかくて腕っ節の強いオカマだとか、引きこもりの爆弾魔だとか、腰痛持ちの爺さんとか、もう変人と言って差し支えない個性的な面々が集まっている。ある種の萌え要素があるのもお約束と言えよう。

とはいえ、侵略者に抗するという立場に立つものの、扱っているテーマが軍隊と戦争という負のイメージがあるものなので、人によっては苦手な人もいるだろう。だから、誰にでもオススメはしないが、そういったものに抵抗がなければ、是非プレイしてみて欲しい。

続きを読む "戦場のヴァルキュリア"

2008年5月 6日

●ワイパーブレード交換

マイカー通勤である関係上、雨が降ろうが雪が降ろうがアクセラにはほぼ毎日乗っている。

悪天候時に活躍するのがワイパーなわけだが、アクセラに標準で付いているBOSCHのワイパーブレードは、拭き残しは多いわ、皮膜を削ってしまうのか、撥水コートが長持ちしないという欠点がある。特に動作の折り返し地点での皮膜の禿げがひどい。他のアクセラオーナーのブログなど見ると同じような症状があるようで、アクセラ共通の問題みたいだ。

それでも納車以来10ヵ月、不満に思いつつも我慢して使ってきたのだが、これから雨の多い季節となるのでワイパーブレードを交換することにした。

某カー用品店で買ってきたのは、PIAAのTreBassoというスリムタイプのワイパーブレード。ちなみに長さは、運転席側が525mm、助手席側が475mm。装着してみると助手席側が微妙にフロントガラスの曲面に合っていないような気がする。運転席側はもうちょっと長くてもよかったかも。とりあえずウォッシャー液を拭き取ってみたが、拭き残しについては特に問題はなさそうだ。本当に問題ないかは実際に雨の中を走って見なければ分からないけどね。


2008年4月11日

●「痛みがあるほうが生きている気がする」 ―― ストレンヂア無皇刃譚

目を見開き、歯を食いしばり、血潮を飛び散らせ、汗が噴出し、痛みに耐え、剣が爆ぜ、火花が飛び散る。戦国の世の日本で異邦人達が繰り広げる本物の戦い。実写では決して表現し得ないスピード感とアングル。お茶を濁すご都合主義のファンタジーなどないリアルな時代劇アニメーション。それが「ストレンヂア無皇刃譚」である。

いやあ、去年映画館で見たけど、家で改めて視聴してまた感動してしまったよ。
今回は先日せっかくブルーレイディスクを再生できる機械を購入したのでBD版をゲットした。

主人公である「名無し」と仔太郎の声は、それぞれにジャニーズ所属のタレントが当てている。本業が声優ではない人が声優をやると、どこか違和感があったり、時には全てがぶち壊しになってたりするが、この作品はそんなことはなく、演技に特に問題はなかった。そういった意味でも安心してお勧めできる作品である。

ただし――
残虐なシーンが結構あるので、子供にはお勧めできません。

続きを読む "「痛みがあるほうが生きている気がする」 ―― ストレンヂア無皇刃譚"

2008年4月10日

●「過度な期待はしないでください」 ―― みなみけ

端的に言ってしまえば、アニメ「みなみけ」は、しっかり者の長女・春香、お調子者の次女・夏奈、天才肌の毒舌家三女・千秋、南家三姉妹が織り成す平凡な日常を淡々と描く物語である。

週刊コミック誌に連載されている漫画が原作で、その雑誌が昔昼飯を食っていた喫茶店に置いてあり、飯を食いながら読んでいた。そういう経緯で「みなみけ」のことを知っていたわけだが、ネットでアニメ化されていたことを知り、動画サイトで見てみたら、原作どおりの雰囲気というか空気感が再現されていて一発で気に入ってしまった。

「みなみけ」は冒頭の紹介文の通り、三姉妹の日常を淡々と描くお話だ。すべてを覆す超展開は一切なし。ほんわか進むストーリー。でも最後の落ちでアハハと笑わせてくれる。そんなエピソードの集まりなのである。「わくわくどきどき」よりも、ほんわかなごみたい人にオススメ。原作を知っている人はもちろん、知らない人も、是非見やがってください。

なお、原作には少々露骨なお色気シーンがありますが、アニメではその辺は自主規制されていますので、過度な期待はしないでください。

続きを読む "「過度な期待はしないでください」 ―― みなみけ"

2008年4月 6日

●PLAYSTATION 3

自分にとってゲームをするということは、本を読んだり、映画を観たりするのと同列のことだ。

とはいえ、ゲームならなんでもいいというわけではなくて、ストーリー性や戦略性のあるモノが好みだ。RPGやシミュレーションといったジャンルがこれにぴったりはまり、当然そういったソフトを購入することが多い。基本的に反射神経が試されるゲームは苦手だけど、車のレースやフライトシミュレータは例外だ。レースゲームは実際に車を運転するときの感覚が役立つので結構すんなり遊べてしまう。逆にゲームでドリフト等タイヤがスライドするという感覚を覚えて実際の運転で役立ったこともあるから面白い。フライトシミュレーターは航空機の操縦をして空中戦なんかをするわけだが、現実で飛行機の操縦なんてしたことないにも関わらず、なんとなく空間の把握というか機体感覚というか、とにかくそういったものがイメージできてしまうのだ。

さて、この記事の表題になっているPS3なのだが、これまではこれといって遊びたいPS3ソフトがなかったためゲーム機自体を持っていなかった。しかし今月末のGW直前に面白そうなソフトが出るので本体を購入した。ソフトと同時購入でもよかったけど、最近の機械は機械自体の設定やファームウェアのアップデート、ネットワークの設定なんかがあって、動かすまで時間がかかったりするんだよね。だから先行して買ったわけ。ソフトのないゲーム機などただの箱に過ぎない。でもPS3はDVDプレーヤーやウェブブラウザにもなるから無駄ってわけでもないか。

ところで、PSシリーズのゲーム機は最新の機種でも古い機種のソフトを遊べる上位互換が売りだった。例えばPS2ではPS1のゲームを遊ぶことができる。PS3も当初はPS1とPS2のソフトが動くようになっていたが、最近売っているモデルはPS2とは互換性がない。PS2を動かすには特殊なチップが必要で、それを搭載するとコスト高になり、任天堂Wiiなどのライバルに差をつけられる要因となっていた。価格面で勝負できるようにあえてPS2との互換性を削ったのが最新のモデルなのだ……ちなみにPS1のソフトはPS3でも動きます。

しかしだな、PS2は今でも面白そうな新作ソフトがどんどん出ているのに、これとの互換性を削るのはどうかと思う。おかげで現在うちにはPS2とPS3が共存している。できれば1台にしたいんだけどなあ。

続きを読む "PLAYSTATION 3"

2008年3月16日

●ブルーレイがやってきた SONY BDZ-T70

この頃、AV機器も地デジだのなんだのとデジタル化の波が押し寄せてきているが、家のオーディオ・ビジュアル環境はアナログ機器が幅を効かせていた。

居間のテレビはいつ買ったか記憶にないほど昔の代物だし、ビデオは2年前に調子が悪くなって買い換えたが、これがまたデジタルチューナーなど付いていない機種だ。でも、VHSとDVDのダブルデッキのものを買ったのでDVDの視聴は可能ではある。ついでに言うとHDDも内蔵しているのでこれはこれで重宝している。もっとも、2011年にアナログ放送が廃止になるとただのDVDプレーヤー兼ビデオテープ再生機となってしまうわけだが。

これは居間にある家族用の環境の話で、自分専用の環境はまた違う。自分の部屋には5年前の液晶テレビとVHSオンリーのビデオデッキがあるのみだ。もちろんデジタル放送には全く対応していない。そもそも私はテレビを見るという習慣がない。録画してまで見たいテレビ番組もない。たまにレンタル店でDVDを借りたりするが、それはPS2やパソコンで再生していたりする。

続きを読む "ブルーレイがやってきた SONY BDZ-T70"

2008年3月11日

●涼宮ハルヒの戸惑

「ゲームを作るわよ!」

天上天下、唯我独尊、不思議大好き、無類の負けず嫌いで、退屈が大嫌い、それだけならまだいいが、不機嫌になると世界をひっくり返しかねないパワーを無自覚に発揮するSOS団団長、涼宮ハルヒ。PS2用ゲーム『涼宮ハルヒの戸惑』は彼女のこの一言で始まる。
宇宙人、未来人、超能力者、そして、ただの凡人である主人公キョンからなるSOS団の面々はまたもハルヒの思いつきに振り回されるというわけだ。果たして彼らはハルヒの気に入るゲームを作れるのだろうか?

ま、要するに、アニメと小説に続き、ゲームにまで手を出してしまったわけなのさw

このゲームは通常版とオマケつきの限定版があるのだが、Amazonで検索してみたら通常版より限定版のほうが安いという逆転現象が起きていた。ハルヒ人気を当て込んで限定版を多く仕入れたけど、思うように捌けなくて値下げしたって感じでしょうか。そんなわけで思わず限定版を購入してしまったのだ。

限定版の目玉はfigmaと呼ばれる可動式フィギュアで、モデルはゲームの中で作るゲームに出てくる(ややこしいw)『超勇者ハルヒ』。オマケだからちゃちなものだと思ってたけれど、なかなかよくできている。あって困るものじゃないが、こういう物の楽しみ方は正直よく分からん。以前買ったガンダムのフィギュアというかモビルスーツも一回開封してそのままお蔵入りしているし……。

涼宮ハルヒシリーズのアニメや小説は日常の中にSF要素が下地にあって、作品全体を面白くしているが、それをゲームにしたらSF要素は影に回り、キャラゲー、ギャルゲーの要素が強くなっている。ゲームの目的は「SOS団の面々と協力してハルヒが気に入るゲームを作ること」で、ハルヒが気に入らなければ、不思議パワーが発揮されて時間が巻き戻るという、いわゆる時間ループネタ。原作にも、ハルヒのパワーで夏休みの最後の二週間が延々ループし、主人公達が右往左往するエピソードがあったが、あんな感じである。

プレイしてみると、ゲーム制作のスケジュールの組んだり、担当を決めたり、ハルヒや他のメンバーと親交を深めたりと結構面倒なところがある。一気にプレイするには向いていないが、毎日コツコツ遊ぶのに適している気がする。とりあえず最後に『ハルヒといっしょ』という育成ゲームが出来上がった。そのゲームをプレイしてみると、効果音が人の声になるというバグ(「ぴろり〜ん」とか「しゅぱー」と人が言っているw)があったりしたものの、ハルヒの評価は「いいんじゃない、いいんじゃない」と高評価。しかし、一夜明けてみると「ゲームを作るわよ!」。時間が巻き戻ってるがな。お前、あんなに喜んでたじゃねーか!とキョンばりに突っ込みを入れたくなったよ。

やっぱり、このゲームはアニメや原作を知ってると楽しめるね。これから買おうという人は是非そっちの方も見てちょうだい。

続きを読む "涼宮ハルヒの戸惑"